MF-08 FORZA Z オイル交換
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メーカー推奨オイル交換は、1年又は6000km毎になっています。
ご親切な事に、走行距離によってオイル交換時期をメーター内インジゲーターでお知らせしてくれます。
フォルツァはエンジンオイル量が125ccのスクーターよりも少ないです・・・
関東の4月の気温でも、ラジエターファンが動作しますし、油温計も真ん中より上を指します。
(前に乗っていたマジェスティ125では、本当に動くのか疑問に思うほどラジエターファンは動作しませんでした。)
MTモードやSモードでエンジンを回せるスクーターですので、私はもう少し早めの交換をしてみようと思います。
なおメーカー推奨では、ワッシャとオイルストレーナーキャップに付いているOリングが新品交換になっています。 |
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最初に軽く暖気運転を行います。
次にオイルゲージの付いた給油口を外し、写真にある
オイルドレンボルトを外しますが、油温に注意して下さい。
センタースタンドで暖気、暖気終了後にそのままの状態で
軽くオイルドレンボルトを緩めておきます。
センタースタンドを解除し、サイドスタンドで車体を支えます。
緩めて置いていたボルトを外し、オイルを抜きます。
ワッシャが付いていますが新品に交換する事が
推奨されます(購入店では交換しませんでした・・・) |
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オイルが抜けたら反対側のオイル給油口の下にあるボルトを
外します。
ここにはオイルストレーナーというフィルターが付いており、
エンジン内のゴミが引っかかるようになっています。
(写真に撮るのを忘れてしまいました・・・)
それらを掃除し、ストレーナーの口を奥に向けて、
スプリングを入れます。
新品のOリングにオイルを塗ってから、キャップを付けて
1.5kg f・mで締め付けます。ここのボルトは締めすぎると簡単に
割れますので注意してください。プラグを締めるのと同じ程度の
トルクで締め付けます。
その後、最初に外したオイルドレンボルトを取り付2.5kg f・m
で締め付けます。 |
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そしてオイル給油口からオイルを入れます。
交換時は0.9Lとなっていますが、0.8位入れたところからは、
ゲージを見て判断した方が良いと思います。
ゲージはセンタースタンドを立てて、キャップを
締め込まないで見ます。
購入店で交換した際は、0.9L入れたのだと思いますが、
恐らくオイルを抜く時にセンタースタンドで抜いた為、
残留オイルが多かったのだと思いますが、
↓の部分までオイルが入っていました・・・
オイルを入れた後、暖気を行い、停止後に更にゲージを確認し、
上限と下限の間にあれば、交換完了です。
交換後はメーターのRESETボタンを押したままキーをONにし、
そのまま3秒以上押し続けると、メーター内のオイルチェンジ
インジゲーターが約2秒ほど点灯した後に、消灯します。
これでオイルチェンジ計がリセットされます。 |
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ファイナルギアオイル交換
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スクーターには、Vベルト自動変速機以外にも、
クラッチの後に付くファイナルギアがあります。
この部分の交換サイクルは非常に長いものですが、
新車のうちは鉄粉が出るので700kにて交換してみました。
まずある程度タイヤを回転させてオイルを掻き混ぜます。
私はその後、オイルがタイヤに付くと面倒なので、
新聞紙でガードしています。 |
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駆動系の下に2つのボルトがあり、オイルを抜くための
ドレンボルトと、オイル量をチェックする為のチェックボルト
とに別れています。
交換時は0.18lとなっています。
オイルが規定量入っている場合は、チェックボルトから
オイルが出てきます。
メーカー推奨オイルは、HONDA純正オートバイ用MAエンジン
オイルになっています。
私は自動車のデフオイルの余りを使用していますが、
シール類への影響などを考えた場合は、
純正オイルを使用する方が良いと思います。 |
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サスペンション脇に付いているボルトが、
オイル給油口です。
非常に穴が小さいので、給油時には注意して下さい。
私が用意した100均のボトルでは、口が大きくて
入りませんでした。
またサスペンションが邪魔でボトルが挿し難いため、
私はストローを差し込んで入れました。
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オイル自体は非常に綺麗でしたが、
かなり鉄粉が出ていました。鉄くずも出ています。
ボルトを外した瞬間、黒い粒子のような物が
流れてきました。
メーカー推奨交換時期は初回オイル交換については
触れておらず、4年毎としか表記されていませんが
エンジンオイル同様に初回は1000km程度、以後1万キロの交換
でも良いのではないかと思います。
また一部の生産ロットでギアオイルが入っていない
というリコールが出ています。
HONDAのページで確認して見てください。 |
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